ブランドメーカー様や商品企画の担当者様から、「ロングセラーとなるような、時代を超えて愛されるパッケージを作りたい」「お土産やギフトとして一目で印象に残る特別な形状を提案したい」というご相談をよくいただきます。
今回、和菓子の老舗・榮太樓總本鋪様で20年近くにわたり長年愛され続けている、縁起物の獅子舞をモチーフにした「お獅子パッケージ」の実績をご紹介します。
1. 時代を超えて愛される「お獅子パッケージ」とは
長年にわたり愛され続けるロングセラーである本製品は、榮太樓總本鋪様の代表銘菓である「榮太樓飴(梅ぼ志飴、黒飴)」などを包む、立体的な紙製パッケージです。これまでも「有平糖詰め合わせ」や「一口羊羹詰め合わせ」など、時代のニーズや季節に合わせて様々な和菓子を包んできました。
・用途分類: パッケージ(お土産・季節ギフト)
・サイズ: H132 × W80 × D70mm
・クライアント: 株式会社榮太樓總本鋪 様
店頭で思わず手に取りたくなる、おめでたい「獅子舞」のビジュアルと、紙ならではの温かみのある立体構造が大きな特徴です。

2. 構造とデザインのこだわり
店舗でパッと目を引く「楽しいビジュアル」
一目で縁起物とわかる「お獅子」のインパクトある顔立ちと鮮やかな配色。店頭でのアイキャッチ効果が非常に高く、東京土産や正月の季節商品、お祝い事のギフトとして長年高い人気を誇っています。
パカッと大きく開く「口」のギミック
このパッケージ最大の仕掛けが、お獅子の「口」にあたる部分が大きく開くユニークな開閉構造です。箱を開けて中の飴や羊羹を取り出す動作そのものが楽しく、お子様からご年配の方まで笑顔になれる体験価値を提供しています。お獅子以外にも干支やペンギンをモチーフにした事例もあります。
独自の立体構造(元・特許取得構造)
かつて構造上の独自性から特許を取得していた実績を持つ構造です(※現在は権利期間満了等により未取得)。意匠性と実用性(組み立てやすさ・強度のバランス)を高い次元で両立させた、中央工芸企画の紙器設計技術を結実させた形状です。

3. なぜロングセラーに?「長く使い続けられる紙パッケージ」製作の3つのポイント
10年以上にわたり採用され続けるパッケージには、デザインの良さだけでなく「運用のしやすさ」と「汎用性」が備わっています。ロングライフなパッケージを企画・製作する際の重要なポイントをご紹介します。
ポイント1:中身(商品)が変わっても使える「汎用性」
今回の「お獅子パッケージ」も、過去に有平糖や一口羊羹、現在は「榮太樓飴」と、時代や企画に合わせて中身を柔軟に入れ替えて使用されています。箱の寸法や容積を汎用性の高いサイズに設計しておくことで、包材としての寿命を大きく延ばすことができます。
ポイント2:店頭での「季節感・ギフト性」の担保
干支や縁起物といった「受け手に喜ばれる定番モチーフ」を採用することで、毎年特定のシーズン(正月や行楽期)に安定した需要を生み出すことができます。一発限りの単発企画にならず、「毎年の定番商品」として定着させることがポイントです。
ポイント 3:リピート製造に耐えうる「構造の再現性」
どれほどデザインが優れていても、製造や現場でのセット作業(箱詰め)が複雑すぎると長年の運用は難しくなります。箱の組み立てがスムーズに行える、シンプルかつ堅牢な抜き型設計がロングライフを支えます。
4. こんな用途・商品におすすめです
おめでたい和菓子のパッケージとしてはもちろん、以下のような商品・企画の立体パッケージとしても応用が可能です。
・全国のお土産・ご当地スイーツの限定パッケージ
・動物園・水族館の菓子箱のオリジナルパッケージ
・正月・節句・長寿祝いなど、縁起物をモチーフにした季節ギフト
・キャラクターや動物をモチーフにしたキッズ向け菓子箱
・立体的なギミックで魅せるイベント用ノベルティボックス

長く愛されるパッケージを目指して
単に商品を保護するだけでなく、「見た目の楽しさ」と「開ける体験」で商品のファンを増やし続ける紙パッケージ。
中央工芸企画では、数年〜10年以上と長く愛され続けるパッケージづくりを目指し、意匠性の高い構造提案から量産時のコスト・作業効率に配慮した設計まで、トータルでサポートしております。
「自社商品の顔となるようなオリジナルパッケージを作りたい」「印象に残るギフト箱を企画したい」という担当者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
