「見た目」だけでなく、ストーリーを伝える「語り部」
パッケージデザインと聞くと、多くの人がまず商品の「見た目」を思い浮かべるかもしれません。もちろん、見た目の美しさは非常に重要な要素です。しかし、パッケージが持つ本当の役割は、それだけにとどまりません。私たちはパッケージを、商品のストーリーや価値、そしてブランドの想いを伝える「語り部」だと考えています。
お客様への問いかけから始まるデザイン
デザインのプロセスを始める際、私たちはまずお客様にいくつかの質問を投げかけます。 「この商品を通じて、誰に何を伝えたいですか?」 「お客様にどのように感じてほしいですか?」 「なぜ、この商品を創ろうと思ったのですか?」
これらの質問から見えてくるのは、商品の誕生にまつわる情熱や、込められたこだわり、そして未来のお客様に向けたメッセージです。例えば、オーガニック素材を使った化粧品なら、そのやさしさが伝わるような手触りや色合い。特別な日のための贈り物なら、開ける瞬間から心ときめくような仕掛け。パッケージは、そうした目に見えない価値や物語を、形として表現する手段なのです。
商品体験のすべてをデザインする
ただ美しいだけでなく、手にとった時の心地よさ、開ける時のワクワク感、使い終わった後の満足感まで、パッケージは商品体験のすべてをデザインします。それは、単なる「入れ物」ではなく、お客様と商品、そしてブランドを結びつける大切な接点です。
中央工芸企画は、これからもお客様の想いに寄り添い、ひとつひとつのパッケージに「語りかける力」を持たせていきます。私たちは、あなたの商品の「語り部」として、その真価を世界に伝えていきたいのです。